クリスマスローズ Niger  レンテンローズ Orientalis. 

△△△△リスマスローズ△△△△△△△△△レンテンローズ△△△△△△△△ガーデンハイブリッド△△△△△△△△△有茎種
寒さの厳しいヨーロッパや北米では、クリスマス頃に花が咲くクリスマスローズ、とレントの頃早春に花が咲くレンテンローズと呼ばれる草花があります。日本では、一般的にまとめて「クリスマスローズ」と呼ばれています。クリスマスの頃に咲くクリスマスローズは、原種の「Niger」ノイガー、ニゲルを指します。2月~3月に咲く原種の「オリエンタリス」はキリスト教の四旬節 レントの頃に咲くので「レンテンローズ」と呼ばれます。

※四旬節 レント:イースター前の40日間をいいます。イースターとは、春分の日以降、最初の満月直後の日曜日でイエス・キリストの復活をお祝いする日です。春の訪れを喜ぶ日でもあります。

△△ △△△△オリエンタリス△△△△△△△△△△△△ガーデンハイブリッド△△△△△△△△△△△△△△△ニゲル
日本では花期の長い「オリエンタリス」や交配種の「ガーデンハイブリッド」が広く栽培されているようです。学名はヘレボラスHelleborus キンポウゲ科。原産地はヨーロッパ、地中海沿岸、西アジアで多くは山地に自生しています。地ぎわで咲き始め、のちに丈夫なステム(茎)が立ち上がります。花径は4~8cm。葉は常緑で、厚く光沢があるのが特徴です。草丈が30cmから1m以上にもなる有茎種もあります。花に見える部分は植物学上では「花」ではなく、「がく片」という部分です。花は退化して蜜管(蜜の出るところ)となっています。西欧では薬として用いられ、神経症、ヒステリー、憂うつ症に効くといい、根にヘレブリンというサポニン配糖体の一種が含まれています。
△△△有茎種 

※冬の花の少ないクリスマスからレントの時期に咲くクリスマスローズ、レンテンローズは園芸雑誌等で紹介されて日本の家庭にも広く楽しまれ栽培されるようになってきました。レンテンローズの普及によって、名前の由来となったレント(四旬節)の意味も知って欲しいと思います。

「彼が刺し貫かれたのは、わたしたちの背きのためであり、彼が打ち砕かれたのはわたしたちの咎のためであった。彼の受けた懲らしめによって、わたしたちに平和が与えられ、彼の受けた傷によってわたしたちはいやされた。」 イザヤ書53・5

※参考図書  聖書の植物物語 中島路可著 ミルトス 2000年4月、ウイキペディア フリー百科事典、 園芸ガイド2007年12月号 主婦の友社、NHK趣味の園芸 クリスマスローズ 石原記念男 2004年4月 


ノイガー(ニゲル):花色は白色のものが多く、中にはピンクがかった色合いもあり丈夫な原種です。オリエンタリス : 最近はオリエンタリス亜種も多く、花色は変化に富んでいます。 ガーデンハイブリッド : 自然交雑や交配によってさまざまな花色、花形が誕生しています。有茎種茎の頂部に淡い緑のカップ状の花を15輪~30輪つけます。 ニゲル(クリスマスローズ)の関係聖句 「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」 この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。マタイ1・23 

参考図書: 園芸ガイド2007年冬号、2010年冬号、2012年冬号


聖書の花I聖書の植物やなぎ. △△△△△△2012314日 写真撮影、解説 山本光男