私は子どもの頃から漠然と「神様」の存在を信じていました。その中でもなぜかキリスト教には惹かれるものを感じていましたが、興味以上のものではありませんでした。その私に大きな転機となったのが高校入試でした。私立高校を選ぶ際、私は迷わずミッション系(キリスト教系)の学校を選びました。

当時藤井寺に住んでいた私にとって唯一通学可能であり、成績でも受験可能な学校が清教学園でした。入試の結果は、担任から太鼓判を押されていた公立高校の受験に失敗しました。失意の中での入学式で、ふてくされて遅刻して行った私に、当時の植田校長がおっしゃった言葉が「あなた方は神様から預かった大切な生徒です」というものでした。当時の私には理解できませんでしたが、今は、そうおっしゃった先生の気持ちがわかるような気がします。

20年近く前、富田林市に引越し、高校時代に通ったことのある懐かしい富田林教会の前で、何度も立ち止まりながらも、教会へのハードルはとても高く、礼拝への出席は憧れであり、洗礼を受けることは夢のまた夢でした。

余裕のない毎日を過ごすうち、2年前精神的に追い詰められ、入院を余儀無くされました。「うつ病」でしたから、何もしたくない、考えたくないという状況の中、私が唯一したかったこと、それは「教会に通いたい」ということでした。

入院の翌日、病院のタウンページで教会を探していると、たまたま通りかかった看護師さんがクリスチャンの方で、掲載されている教会についてとても丁寧に教えてくださいました。

病院から徒歩5分ほどのところに、プロテスタントの教会があることが分かり、下見を兼ねて訪れた教会の扉が開いていたので、何か資料だけでももらって帰ろうと思い、教会に足を踏み入れると「ピンポーン」と軽快な音がなりました。びっくりして、帰ろうと思ったのですが、たまたま牧師様がいらっしゃり、ゆっくりと話を聞いてくださいました。おかげで次の日の礼拝にも参加することができました。病によって失ったものは色々とありましたが、そのおかげでこの日を迎えることが出来ました。

今日から新しい扉を開き、クリスチャンとしての第一歩を踏み出します。2年近く支えてくださった、兼子牧師や教会の皆様に心から感謝します。そして全てを御心のままにと、素直に受け入れることができますように、神様のお導きに従って歩んでいきたいと思います。


姉妹は2014年9月16日に天に召されました。